トレーナーYORIKO 幼少期の姿勢は?

私は子供の頃、極度の【猫背】【内股】でした。

 

それを治してくれたのは、父、そしてフィギュアスケートとの出会いです。

 

学校から帰宅すると、背中に1メートルの物差しを入れて、歩行者道路にある白線の上を真っ直ぐに歩く練習。

時には、頭に本を乗せて歩いたり。(自営業でしたので、自宅に父はいました)

 

つい先日、姉と

「やってたね~」と話し、意外とスパルタだったことを思い出します。

 

その後はフィギュアスケートとの出会い。今思うと、姿勢改善のために父に連れていかれたのかもしれませんが(笑)

 

フィギュアスケートの基礎は、5ミリ程のエッジに体の重心をのせて、直線を滑ったり、円を描いたり、バックで滑るときには、後ろへ体をあずけます。

 

まさに、姿勢改善や歩き方は【重心】が大切なことを、自ら体験していたのです。

 

いま、指導していく中で、ほとんどの方が前傾に重心が寄っています。

スクワットをするときも、前モモが鍛えられてしまうのは、正しい位置に【重心】がのせられていないからです。

 

後ろに重心を乗せることに慣れていないので、当然、怖さはあります。

でも、これが正しい位置という認識を体に教え込まなければ、姿勢や歩き方は治りません。

 

無意識→意識→無意識 変換していくこと。

 

こうした感覚は、SNS上では伝わりにくい部分です。

 

そのひとにとって、どこが重心になるのかは、直接みればすぐわかります。

皆さん、初めは違和感ありますが、少しずつ慣れる。

この感覚機能を取り戻すことが、YORIKO流トレーニングのポイントです。

 

この感覚を教えてあげられることは、父とフィギュアスケートのおかげですね。

 

 

トレーナーYORIKO